2012年11月28日水曜日

国連常任理事への公開書簡


国連常任理事への公開書簡


和平プロセスを援助するよう助けてください、平和政策へ投票を
一方的なパレスチナ国の宣言には、拒否をお願いします


各国代表の方々へ


国連は戦争を回避するために、紛争を平和に締結させるために、1945年に設立されました。何年もの間、多くの紛争が、国連の援助を受けて、交渉を通して、平和的に解決されるのを見てきました。一方、国連は、交渉をするという位置から離れてしまい、平和的解決を拒否し紛争する側についてしまったという失敗もした時もありました。

代表の方々、明日の午後は、国連が最初から関連している紛争の1つである、イスラエルパレスチナ紛争に関係する重要な決定に、皆様は遭遇いたします。

明日木曜日、アッバス・パレスチナ自治政府大統領はパレスチナの国連での地位を「オブザーバー国家」に格上げする決議案を提出します。もし受け入れられるなら、それは、オスロー合意の終わりを意味します。オスロー合意(21条には)では、永久的な状況の交渉が決定される間、ヨルダン川西岸地域とガザ地域の状況を変える、歩み寄りを始めることも、進めることもしてはいけないと、はっきりと明記されています。

11月29日は、パレスチナに国連が打ち出した分割決議の65回目の記念日です。これは、二つの政府に、ユダヤ人とアラブ人、二つの人種に、平和で共に暮らすことを約束したものです。悲しい事ですが、この決議は、全く違った歩みをした一方によって拒否されました。平和に歩み寄る代わりに、アラブの5つの軍は、ユダヤ人が国連の分割決議を基に、1948年5月14日にイスラエルの独立を宣言したと同時に、イスラエルを攻撃しました。私たちはこの日を歴史的な日として行く時に、もしアラブ側が単純に国連の案を受け入れていたなら、今日、パレスチナ難民はいないということを思い出す事は重要です。パレスチナの人々の国際的連帯となる日を見届ける代わりに、独立したパレスチナ政府の65回目の記念日と明日することができるのです。

代表の方々、明日は、もう1つの歴史的な投票に面するのです。選択は、交渉するという形と単独行動主義による力の政策との間で一度再びされるのです。交渉ほど平和へ達する方法はありません。このことは、1947年に正しいとわかりましたし、今日でさえ正しいのです。

歴史は、単独行動主義による方法は、戦争の宣言であったとしても、単独行動主義による政府の宣言であったとしても、どの紛争も解決されていません。また、平和が持続する結果をだしたことはありません。1947年に、アラブ側は自分たちの政府を持つという、唯一の機会を失いました。彼らが、1947年に選んだ道を再び歩くということに、私たちは、ともに責任を持ち、共に示唆していきましょう。パレスチナの人々は、もっとよいものを受けるに値する人々です。

あなたの木曜日の投票が平和をもたらす投票になることができるのです。しかし、平和をもたらすために、交渉が再開する方に、単独行動主義による決着で無い方に、投票する必要があるのです。こういった理由で、早まった、単独行動主義によるパレスチナ側の宣言を拒否する必要があるのです。



2012年11月28日 ニューヨークにて