2013年9月30日月曜日

ECI、国連ミッションの一週間、完了

イランの脅威に直面するイスラエルを孤立させてはならない

2013年9月30日 【ニューヨーク】 9月28日(土)、ECIは第68回国連総会のオープニング・セッション開催とともに、1週間にわたる国連ミッションを完了した。193カ国におよぶ世界各国の指導者がニューヨークの国連本部に集った。ECIは各国政府代表団および国連外交官と個別に会合し、国連の本来の目的である、世界平和の達成に向かい、ユダヤ人の中心的な考え方を指導者たちに思い起こされる機会を得た。

「国連の本部前の広場にある壁には、イザヤ書2章が刻まれています。つまり、世界平和の達成の中に、エルサレムとユダヤ人の平和が確かなものであることがわかります。ですから、イスラエルの建国は、祝うべきものであり、国連によって過小評価されてはならないのです。」と、28日、ECIディレクターのトマス氏は語った。

第1段階として、ユダヤ人国家と国連の関係を正常化すべきは、ユダヤ人の大祭日を理解し、考慮することである。というのも今年、イスラエル首相はユダヤ人の祭りであるスコットと日が重なったために、国連総会のオープイングの週に会議を出席することができなったのである。パレスチナ代表団のスピーチの際には、イスラエル代表団はだれもいなかったのだ。それは、抗議の姿勢ではなく、スコットの祭り、仮庵の祭りを遵守したからだ。

「キリスト教徒がクリスマスの日に国連総会をするでしょうか。イスラム教徒がラマダーンの終了を祝う日、イド・アル=フィトルの日に会議に参加するでしょうか。ユダヤの慣習を守る指導者たちだけを、別扱いにすべきなのでしょうか。」と、トマス氏は説明する。

より重要なことは、イスラエルの国だけが、イランという国連加盟国によって、絶滅すべき国であると脅されているただ唯一の国だということだ。国連総会前に行われたイランの新指導者であるロウハニ大統領のスピーチは、節度のあるトーンではあったが、国際社会は、イランが国際社会の要求に応じて、核計画を放棄する意思があることを確認するために具体的な行動をとるべきである。

ロウハニ大統領は西洋エリートの言語を話しているが、彼はイスラエル滅亡に関与し、イランのインサイダーとシーア派の聖職者のままである。

心地よい言葉が、われわれの時代の「平和」を実現するものでないことは、歴史が教えてくれている。

ロウハニ大統領は、国際社会の要求に応じる形では具体的な提案をいまだ提示してはいない。そればかりか、ただ時間を費やし、外交を遅らせているだけにしか見えない。

イランは昨年国連総会のスピーチで、イスラエル首相に対して超えてはならない一線を越えようとした。しかし、現在、国際社会は、その過程を停止する要求を控え、より静観する傾向のようだ。

しかし、イスラエルはこの実存する脅威に直面するのを黙っていないばかりか、支持と国連の決議が必要であるのだ。9月29日は、ミューヘン協定の第75回記念日にあたる。国際社会はこの過去の教訓を忘れてはならない。

ネタニヤフ首相は、現地時間、10月1日(火)の午前、国連総会で演説するであろう。

そして、ECI代表団が国連総会のオープニング・セッションのためにニューヨークへ出向くのはこれで3年連続になる。

2013年9月12日木曜日

マンスリーレポート 2013年9月号

ユダヤ人は、再び、多くの側面で試みられるということを経験しています。

神様のアブラハムとの契約には、次の二つの重要な要素があるということに気づくことは興味深いところです。それは、幼児の男子の割礼ということと約束の地についてです。

今日、両方の契約そのものが、世界という世によってチャレンジを受けています。ヨーロッパのいくつかの国々での裁判の席では、幼児男子の割礼は人権を考える面で(子どもの権利ということで)チャレンジされています。同じように、イスラエルの約束の地ということも、1920年にさかのぼってイタリア、サン・レモで国際法の下で、確認され、法典として制定されたという事実があるにもかかわらずです。

ユダヤ人がこういう方法で試みられたということは、歴史上はじめてのことではありません。ギリシャやローマのイスラエル占領時代(332BC - 636AD)に、ユダヤ人とイスラエルの地の関係が、全て領域で消されてしまい、割礼は禁止されました。その時、ユダヤ人は生き残りました。だから再び、彼らは生き残るのです。祈り、教育、弁護や支持など、みなさんの助けがあれば、ただ、重要なことは、主がそう言われたのでということをとらえて下さい。とにかく、私達は私達の役割を演じる必要があるのです。

ECIは キャサリン・アシュトン委員へ公開された抗議の手紙:「イスラエル人の定住についてのEUの政策は動いていない、至急、再討議される必要がある」

ブルッセル - 「イスラエル人の定住についてのEUの政策は、途中で止められ動いていない、至急、再討議される必要がある」と、Andrew Tucker, ECI 法的顧問であるアンドリュー・タッカー氏が、公開された抗議の手紙として送りました。EU外交安全保障上級代表のアシュトン(バロネス アシュトン)委員へ宛てです。7月、論争が起こっている場所で、実際に働きをしている諸団体への資金援助を禁止する新しいガイドライン「1967年以降にイスラエルが占領した領域におけるイスラエルの組織および活動の、2014年以降、EUによって資金提供される交付金、賞与金、金融商品における適用可能性にかんするガイドライン」を実施するということを欧州委員会が計画していることが表明されました。この秋、欧州議会の委員は、この論争されている土地で生産された物に「西岸産」とラベルを貼るという、更なる計画も追加しようとしています。

この抗議状では、ECIは、欧州連合の政策は、歴史的で法的な事実を全く誤って述べていること、欧州連合の政策が、中東での地政学上の状態を過小評価していること、イスラエルの安全確保ということにあまりにも不十分である、と語りました。タッカー氏は、欧州連合の政策の影響として、ユダヤ人がその領土に住むことを禁止されようとしているという欧州連合の政策が実際に アラブ パレスチナ領土での隔離政策を助長しているということで終わっています。これは、確かに結果として、欧州連合の政策のどれも受け入れられないことです。

このガイドラインは、国レベルで討議されますので、この抗議状が、この4カ月の内に、すべての欧州連合の首都の欧州の政府に回されています。CDU-ドイツキリスト教民主同盟ーは、欧州連合の中で、反対することをもうすげに示唆しています。これは、ECIによりおこなわれるもっとも野心のある働きの一つとなります。私達が、それぞれ自分の国民に伝え、良い結果となるようにお祈りください。

エルサレムにおいて、クネセトの議長にECIが受け入れられました。:あなたがたの友好と援助に感謝をします。

エルサレム - ECIはユダヤ暦の古い年の最後、エルサレムに行き、政府とそしてクネセトを公的ではなく私的に訪問し、その年の終わりを迎えました。ECIはYuli Edelstein, という新しい議長に招かれました。クネセトはシリアからの軍事的威嚇について討論するため議会が再び開かれることになっていたその日に我々の訪問について感謝を表明しました。

新議長は、我々にはあなた方の友好と結束が必要なのはこのような時にです。と述べて、ECIにユダヤの政府に代わってECIのなしている努力全てにと謝意を表明しました。

本当に短い通達にも関わらず、ECIの代表団は、我々の更に進んでいく協力について、特に国連に関することで、何人かの政府代表者達にも会うこともでき、話し合うことができました。高級官僚と同様に閣僚の方々は、国連でなされるECIの査定に賛成しています。ECIはこの2年間、国連にユダヤ人の法的権利について、国連の外交官達に伝えるステージを備えることで、イスラエルに、イスラエルに賛同する方々ができるよう助け、組織的に動いています。

私達はイスラエル人でもユダヤ人でもないただそれがため、私達ができることはあることがらです、と、トーマス・サンデル氏は言いました。イスラエルの首脳陣は賛成しました。我々の目指すものは、イスラエルに対して援助する友となること、そして、時々腰をおろして色々な言われていることを比較すること、ただそれだけです。

クネセトの議長に会い、ECIは、戦略問題担当大臣、ユバル・シュタイニッツ(Yuval Steinitz)と外務省総務次官で戦略問題担当部長である、審議官 Ofir Akunisにも会いました。

ECIとシリアでの危機

イスラエル政府との会合では、ECIはまた、潜在的にあるイスラエルへの反撃があるため、アメリカがもたらしたシリアに対する空爆の結果に対する懸念も表明しました。世界が全体でアサド大統領が化学兵器を使うのをやめるようにする必要があるように、イスラエルとシリアにあるキリスト者のグループへの反抗する力が起きているとする威嚇をだれ一人忘れてはいけません。

会合の間に、ECIに対する主な影響となる分野は祈りであり、教育であり、支持することであると強調されました。シリアでの軍事的対立の可能性に関して、多くが助けることなどできないと思う中で、我々は、祈りの力を過小評価すべきでは決してありません。ECIは、危機について安全な解決を祈ることを、誰にも強くお願いしています。つまり、化学兵器が取り除かれるように、また、イスラエルの国を含めてその最も攻撃されやすい所の守りのために祈りをお願いしています。

なぜ、ECIは国連に関与するのか?

私達が国連で進めている働きを通して、なぜ欧州の組織団体が、欧州の外側で活動的になる必要があるのかと考える我々の中間がいます。質問は妥当です。しかし、それは答えでもあるのです。

― 歴史的に、ヨーロッパはいつもその国境を越えて影響を受けてきました。よいことも悪いことも。もちろん、このことは、ナチスのこともあてはまります。我々は、ヨーロッパ人として、進む反ユダヤ主義の成り行きを通して、ヨーロッパの国々に警告する義務を私達に与えた、独特でしたが悲劇的な経験を持っているとECIは感じています。以前、1930年代に、反ユダヤ主義は地理的に、発生していました。それは、今日、世界的な勢いで、広まっているのです。

― 今日、地球全体、お互いに依存する世の中社会に、我々は生きています。BDS イスラエル ボイコット無印良品ムーブメントや他のものかもしれませんが、イスラエルの敵は、世界レベルで協力しています。そしてイスラエルに友好的な人々もそうなっています。

― これに加えて、我々はこれらの新しい国々に使命を持っていると感じます。これは、ECIともっと親密な協力をしていきたいという国々への多くの招待をしたと同様に、我々の新しい参加へのイスラエル政府による熱狂的な歓迎によって確かになりました。

我々は、ヨーロッパを決して軽視しませんが、我々の働きを世界レベルでもっと適切にするために、ヨーロッパレベルでの我々の働きを強化する計画をしています。この2、3週、我々の組織をもっと効率的にするため、色々な方法で組織自体を強めてきました。

エルサレムでのアフリカ政府首脳陣サミットでスピーチするよう招待されたECI

エルサレムーECIは、8月の最終週、エルサレムでのアフリカ政府首脳陣サミットでスピーチをするように招待されました。サミットを通して、国々の政府の首脳陣とともに、財界や教会のリーダーたちも集まりました、そこで、イスラエルへの援助について、彼ら自身がもっと語っていくよう奮起さ
せるものでした。スピーチの中で、トーマス・サンデル氏は、より親身な協力を呼びかけました。ヨーロッパはアフリカが必要であり、アフリカはヨーロッパが必要であると、同時にイスラエルはヨーロッパとアフリカがイスラエルを援助するために共に働く必要があると、語りました。

現在、イスラエルへのアフリカ共同体をするため、アフリカ大陸に何名か名乗る方々が起こされています。ECIは、多くのリーダーたちと緊密にコンタクトをとっています。アフリカは、南スーダンと非同盟運動をしている方々を除けて、国連では53もの国々を持つ大きなブロックの一つです。ヨーロッパとアフリカと一緒に国連で多数の票を投じるのです。

最も最近の反ユダヤ主義の波は、2001年9月、人種差別に対する国連の会議のNGOフォーラムで、南アフリカのダーバンで誕生しました。興味深いことに、イスラエルへのヨーロッパ共同体の見解が、ちょうど同じころに表明されました。アフリカが、イスラエルの敵側に入ることなく、他の大陸のイスラエルに友好的な国々と一緒にアフリカレベルで、そして世界レベルで反ユダヤ主義に戦うよう働くことは必要です。

ECIパートナーが近づくドイツの選挙のホームページを立ち上げました

ベルリンー近づくドイツでの選挙はイスラエルにはきわめて重要です。ドイツは、歴史的に、イスラエル国家の最も親密な友人関係にある国の一つです。しかし、最近、ベルリンで表明されましたが、イスラエルへの反対意見が数々明らかとなりました、それらは、エルサレムでは、あるレベルの不安を生みだす原因となったとなりました。

ドイツが強くイスラエルよりであり続けるのでしょうか、または他の国の導きに従うのでしょうか。政党がイスラエルの安全に致命的である問題に立つドイツの選挙民に伝えるために、"Initiative January 27th(1月27日に始まった)" がその答えを備えるためにホームページを立ち上げました。どうぞ、閲覧くださり、ドイツ人が9月22日投票に行くように、お祈りください。その提案をした者たちは、ECIの議長、Herald EckertとベルリンのJorg Gehrkeによって指導されています。http://initiative27january.org/

編集 トーマス・サンデル tomas.sandell@pp.inet.fi

2013年9月2日月曜日

ECI代表団、アメリカ主導の空爆の瀬戸際のエルサレムへ

国際社会は今こそ、シリアの化学兵器使用を阻止すべく行動しなければならない

【エルサレム】2013年9月2日

今こそ、国際社会はイスラエル支持をよりはっきりと表明すべき時である。

シリアにおける暴行は激化しており、西側の情報によると、アサド政権は、女性や子供を含む自国民1400人を毒ガスで殺害した明らかで動かぬ証拠があるという。国際社会は、さらなる化学兵器や生物兵器の使用を防ぐために、今まさに行動を起こさなければならない。紛争がイスラエルや他の周辺諸国に拡大していく危険がある。

同時にECIのようなイスラエルの友人たちは、外交面での戦いに勝利してイスラエルを助ける努力をより強めていく必要がある。

これが、数日あるいは数週後にはアメリカ主導のシリア空爆が行われる瀬戸際にあるエルサレムに、一週間の現地調査団を送った後のECIの中心的なメッセージである。アメリカは、アサド政権によるさらなる化学兵器使用を阻止するための警告的な軍事攻撃を考えている。

イスラエル政府高官およびイスラエル議会であるクネセットのメンバーとのハイレベルの会談で、ECIは、EUや国連で進められているイスラエルに対する外交的な戦いについてとともに、シリアの現状について話し合った。

クネセットでの、シリア危機に関する特別招集緊急会議にも関わらず、議長のYuli Edelstein(ユリ・エデルステイン)は、ECIの代表団のPerrine Dufoix(ペリーヌ・デュフォックス), Gregory Lafitte(グレゴリー・ラフィット)、Tomas Sandell(トマス・サンデール)との会談のため時間を割いた。

ECIは、国際的に新しいイスラエルの友人たちを作りイスラエルを助けるための戦略を提示し、それは同様に既存のイスラエルの友人たちを新しい支持体制によって力を与えることになるものである。

イスラエル外務省と戦略省の政府高官と同様に、国際関係相のYuval Steinitz(ユーバル・シュタイニッツ)、補佐官のOfir Akunis(オフィール・アクニス)との個人的な会談でもその計画が話し合われた。

週の初め、トマス・サンデールはエルサレムで行われたアフリカの政治界、経済界、キリスト教会からのリーダーが一堂に会したアフリカ人指導者のサミットで講演した。サミットでの力強い講演に、反アパルトヘイト活動家として有名な、南アフリカの政府高官、Kenneth Meshoe (ケネス・メシェ)は、イスラエルはアパルトヘイト国家だというイスラエルに対してよくいわれる説は事実無根の誤りだと証言した。

「私のように個人的にアパルトヘイトのもとで苦難を経験してきた者からすると、中東で唯一の民主義国家をアパルトヘイト呼ばわりすることは実に不当で侮辱的なことだ。」と、イスラエルについての真実を国際的な指導者たちが理解するように尽力することを約束して語った。

アフリカの指導者たちとの会談において、イスラエル政府の指導者たちとの会談と同様、ECIはイスラエルを助け、新しい友人を作り外交的戦いで勝利を取るために努力するための先頭に立つことを誓った。

「祈りの力、教育や弁護の力を過小評価してはならない。」

Josef stalin(ヨシフ・スターリン)の有名な言葉である「そのローマ法王とやらは、戦車師団をいくつ持っているのかね?」を引用して、トマス氏はこう語った。

「スターリンは軍事力を持っていたが、その当時のクリスチャンは祈りの力と真理と正義に立つことの力を理解していた。これらは最終的に鉄のカーテンを壊す武器となった。」

祈りとイスラエルおよび中東に関する事実を伝えることに勝る武器はない。これらの武器は今日においても自由に使うことのできる武器であり、クリスチャンとして、我々は、祈りと真理を伝えることを再びより有効に用いる必要がある。」とトマス氏はエルサレムで彼の声明を結んだ。