2014年11月19日水曜日

ECI、エルサレムでの襲撃事件を非難-欧州のパレスチナ基金の見直しを求める

【ブリュッセル 2014年11月19日】 ECIは、ブリュッセルで開催される第11回政策会議に向けて準備中であるが、18日火曜日の朝、エルサレムのシナゴーグの祈祷中に、4人のラビが殺害された事件に非難声明を出し、中東の混乱した状況について語る意向である。

ECIは、パレスチナによる襲撃事件が続く限り、欧州のパレスチナ基金を速やかに停止するべきことを求める。2005年、第1回欧州議会政策会議の時、ECIはパレスチナへの欧州基金が正しく取り扱われていないことを促し、速やかな見直しを求めた。その後、欧州は、ECIの政策資料から引用し、一時的に資金調達を凍結した。

火曜日に、ECIディレクターのトマス・サンデルは、欧州議会から放映されているヨーロッパ・レポートTVの中で、火曜日に起きた襲撃事件を語ると共に、欧州のパレスチナ基金の見直しを新たに求めた。襲撃事件は、パレスチナが扇動したエルサレムの憤慨の後に起こっている。アッバス議長は、神殿の丘にユダヤ人がいることは「汚らわしい」と繰り返し発言した。水曜日、アッバス議長はテロ攻撃を非難したが、米ケリー長官が避難声明を語ったのでその発言をしただけだ。

世界中で起こっているテロ攻撃はまことに遺憾であるが、その根源が反ユダヤである襲撃事件がある。そして、その多くは、パレスチナ自治政府に最も援助している欧州に責任があるのではないか。

木曜日、ECIはパレスチナ領域に援助している欧州の資金援助の新たな見直しを求める。政策会議は、欧州のECI活動家と欧州議員らと共に木曜日から金曜日に行われる。