2016年2月13日土曜日

2016年2月 月刊報告


新年に新しいWEBサイト、新しい優先順位

2016年の新たなスタート時、そしてホロコースト記念日の週に、ECIのサイトを新たに立ち上げた。どうぞ訪問くださり、ご感想を聞かせてください。www.ec4i.org

ペリーヌとWeb制作に携わったフランスの会社に感謝する。年々仕事の範囲が広がる中で、新しいシーズンに備えるためにも整理統合の年となるように感じる。

・ECIは、ルドルフ・ゲイギー氏を新会長に迎え彼の指導の下に内部構造の刷新を図っている。この改革は組織内部とチームワークも含まれている。

・2016年はブリュッセル本部の仕事を強めることによって、ECIの存在と世界的な影響力を強化する。

・ECIは国々に対する働きの強化を願っている。12月には、EUがユダヤ人入植地域でラベルの貼り付けを明示してきたが、それに対して、EU加盟国に速やかに対応してきたような活動をさらに進める意向である。

・国と国が手を取り合うならば、より多くの人々を草の根運動に参加することができる。ホームページが有効に用いられると同時に、ソーシャルメディアを用いても働きかけていきたい。

ECIのこのような働きを維持するには経済的な基盤が必要である。イスラエルとユダヤ人に対する働きを多くの人々に伝えるためにも、寛大なるご献金をお願したい。


EU高官、パレスチナ人のヘイトスピーチは和平の障害と認識

【ブリュッセル】 EU高官がパレスチナ人のヘイトスピーチが中東での和平の妨げになっているとの認識を初めて示し、極めて重要なこの問題について、ECIと協力して働くことを求めた。
これは先月ブリュッセルで行われた、EU高官とヘイトスピーチに関するイスラエル人専門家との会議の驚くべき結論だった。慎重さを問題の性質上、現時点では解決を見出すために協力を求めるという真摯な申し出があったということの他は、詳しいことを明らかにすることは控えたい。

これはヨーロッパの各組織の高官たちと建設的に関わりを持ち、我々の共通の目的である中東における公正と持続する平和に焦点を絞ることによって、いかに実際的な結果に到達できるかのよい例証だ。

我々がこの平和に到達するためどのように最善を尽くすかということは、しばしば我々の見方とと異なるかもしれない(EUのユダヤ人入植地生産品へのラベリング明示のように)。しかし心を開き、建設的なアイデアを提示し続けることにより、イスラエルとユダヤ民族の利益のために最大限に仕えることがができる。