2017年9月15日金曜日

2017年9月 月刊報告


ECI、第1回シオニスト会議120周年を記念
ヨーロッパがユダヤ人国家を祝福すべき時

【バーゼル】 予想外の展開で、イスラエルのためのヨーロッパ連合は、2017年8月31日、バーゼルで行われた第1回シオニスト会議120周年を記念する唯一の公式行事を主催することになった。バーゼルでの公式記念行事をイスラエル政府が突如中止することになり、ユダヤ民族の歴史上重要なこの日を記念する公式行事が一つもなくなってしまった。急遽、ECIが 8月31日(木)のグランドホテル・レ・トロワ・ロワでの祝賀晩餐会を開催することで一変した。

ECIの創設責任者トマス・サンデールは、ヨーロッパはユダヤ人国家誕生の地であると同時に、この世界のどこよりも最大のユダヤ人の墓場でもあったという事実を聴衆に思い起こさせた。「我々がヨーロッパのユダヤ人の歴史を学ぶ時、2つの異なる道があることに気づく。1つは十字軍、ボグロム(東欧でのユダヤ人迫害)、そしてホローストだ。

もう1つは生き生きとした生命であり新しい誕生だ。1つは呪いと死に導くもので、もう一方は祝福と生命に導くものだ。」とサンデールは語った。「1つの道は1895年パリでのドレフュス裁判に象徴されている。そしてそれは1933年のベルリンでのヒトラー台頭、後にホロコーストで最高潮に達する1938年の水晶の夜事件と続いた。

もう一つの道は、1897年バーゼルで開催された第1回シオニスト会議、1917年ロンドンでのバルフォア宣言、そして1920年サン・レモでイスラエルにユダヤ人国家を再建するユダヤ人の権利を認めたことにその特徴が示されている。今日、私たちはどちらの道を選ぶのか?」「いのちを選べ、そうすればあなたとあなたの子孫は生きる。」と我々にチャレンジする申命記の聖書の言葉を引用してサンデールは結んだ。

特別ゲストのフィリップ・キリル・フォン・プロイセン王子は、高祖父にあたる最後のドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が、イスラエルのユダヤ人国家の保護者となって欲しいというテオドール・ヘルツェルの要請を否定したことによって、どのように誤った道を選択したかを分かち合った。2、3年の後にドイツは戦争に敗れ、皇帝は王位を失い、それはヒトラーの権力増大とホロコーストへの道備えとなってしまった。皇帝はドイツにとって明らかな祝福を選ぶかわりに、呪いを選択してしまったのだと述べた。

在スイスイスラエル大使のヤコブ・ケイダール氏は、ユダヤ人国家の発祥の地であるバーゼルで8月31日の意味に気づかないまま過ぎてしまう状況を回避し、この晩餐会を主催したECIに感謝した。

バーゼルのユダヤ人コミュニティーの総裁であるガイ・リューフ氏は、2週間前、どのようにスイス連邦政府が120周年を祝ったかを説明した。しかしECIが記念日当日に祝賀晩餐会を催すことでバーゼルに名誉をもたらしたことに謝意を表明した。リューフ氏は、バーゼルはそのクリスチャン人口による支援によって1897年に選ばれたことを聴衆に思い出させた。

「この友情と支援は非常に重要なものとして今日に残されている。それゆえECIのようなクリスチャン団体が120周年を独自のお祝いとともに記念してくれたのはふさわしいことだ。」とつけ加えた。

サンデールは、集まりは、第1回シオニスト会議に参加した10人の中にいたウィリアム・ヘックラー師やアンリ・デュナン氏のような偉大な器が持っていた精神で開催されたと述べた。

「連合として、同じように我々は受け継いだ友情をユダヤ民族およびイスラエル国家とともに建て上げていきたい」と明言した。

この祝賀晩餐会は、ガブリエル・プレーヤー・コールの創設代表者ハラルド・エッカートによって導かれた個別の祈りのカンファランスによって先行された。エルサレムにあるクライスト・チャーチのチャプレンであるデイビッド・ピレギーは、シオニスト会議の成功とイスラエル国家建設というテオドール・ヘルツェルの夢の達成を助けたクリスチャン指導者ウィリアム・ヘックラーの役割について講演を行った。



ジョージ・ラフィテ
西側はユダヤ的ルーツがあることを理解する必要がある

【ブリュッセル】 晩餐会の基調演説で、文化外交フォーラムのジョージ・ラフィテ博士は、第1回シオニスト会議が120年前にバーゼルで行われた時、そこに集ったのは、政治家だけではなく、作家、思想家、知識人もいた、と語った。博士は、哲学者レオ・シュトラウスの言葉を引用し、「政治的シオニストは文化に基盤を置かなければならない。」と演説した。

博士は基調演説の中で、西側社会は2つの文化、ギリシャ文化とユダヤ文化によって形成されている、と言う。

「ギリシャの影響を受けているのは広く認識されている一方で、西側社会がユダヤの影響を受けているのは、あまり認識されていない。それゆえに、国際社会は、ユダヤ的ルーツについて理解する必要があるのだ。」

「ユダヤの文化はときにギリシャ文化に同化されていく危険性がある。西側社会はアテネというよりエルサレムにより影響を受けているのだ。」

博士は、やがて、西側社会の中でユダヤ的遺産が表面に現れ、それが現実的なシオンへの回復になることを描きつつ語った。

博士はヘルツルの言葉「シオニズムとはユダヤ人国家を再建する以上の何かである。」を引用しながら、シオニズムの中心は「無限の理想」であると語った。博士は、ギリシャの思想をユダヤの思想と対比させ、その違いを説明し、描写した。

ギリシャ思想は、すべての事柄は有限で悲劇的根拠を中心に据えるが、その一方で、ユダヤ文化はすべての事は無限であり、希望が中心にあると語った。ギリシャ文化はその場における現時点での解決策を求めるが、しかし、ユダヤ的思考は未来への希望を示し、永遠へのビジョンを掲げる。最も重要なことは、ギリシャの神々は人間のイメージであるが、ユダヤの文化は、人は神のイメージで創造されたというものだ。

博士は、ギリシャ文化を追放しようとしているのではなく、むしろ今日の文化に適切な位置と重要性を確立したいと願っていた。ユダヤ文化は過去において悲しむべきほどに無視されていたが、今こそ、西側社会にその位置づけと重要性に気づく時である。これこそが、ニューヨークの国連本部でECIが世界平和を求める中で、多くのユダヤの貢献が国際社会に提示されるために設立された「文化外交フォーラム」の目的である。

博士は、シオニストのヴィジョンがユダヤ人国家の建設で完結したわけではないと、演説をしめくくった。「シオニストのビジョンの完成は終わってもいず、完成してもいない。第1回シオニスト会議で語られたヘルツルの夢は、今日も有効であり、生きているのだ。

イスラエル国家は再建された。ユダヤ人はもはや別の文化に同化し、その文化を代替して解決策を求めることで満足しなくてもいいのだ。しかしながら、シオニストのビジョンは完成させる必要がある。個々のレベルだけでなく、国家レベルとしても。イスラエル国家は、ギリシャ国家などのように、単に再建された国なのではない。ユダヤ人国家として認識される必要がり、諸国に光として放つ役割を果たすべきなのだ。

博士の全演説の内容は「文化外交フォーラム」のWebサイトに今後掲載される予定。


パレスチナ自治政府はカリキュラムを更新
ECI:ヨーロッパは先鋭化と憎悪への融資を止めなければならない

【ブリュッセル】 オスロ合意の下、パレスチナ自治政府は市民に共存と平和が進められることが約束された。しかし、ECIが以前から何度も指摘しているように、現実的にパレスチナ自治区内においては大きく異なる議題が明らかになっている。

憎しみと相手を悪魔視する文化によって、パレスチナ当局は依然としてユダヤ民族に対する暴力を駆り立て、有罪となったテロリストや自爆犯に栄誉と報酬を与えている。

パレスチナ自治政府は、今月、領土内の学校における新しいカリキュラムを提示することになっているが、国際的な抗議にもかかわらず、ユダヤ民族を悪魔視し続けており、子どもたちに共存と平和を進めるために何の努力もしていない。

パレスチナの教科書は多年に渡り非難を受け続けて来たが、綿密な調査にも拘わらずカリキュラムが変更されることはなかった。一部の非難は、パレスチナ最大の組織的な支援者であり、その寛大な支援により平和への道を整え、先鋭化することがないようにする責任を持つEUに跳ね返って来ている。

EUの中でいくつかの国はパレスチナ自治政府が新しいカリキュラムを作る手助けをしている。それらの国々はフィンランド、ノルウェー、アイルランド、オランダだ。その教育システムが世界的な評価を受けたフィンランドが委員会の議長国となっている。

しかし実際は、今日フィンランドや他のEU諸国は、世界で最も不安定な地域に先鋭化を伝えており、進歩や発展を援助していないということだ。

ECIは、普遍的な価値観と平和を樹立するためにも、上記の欧州の政府とEUと協力する意向である。


欧州議会に戻り、第1回シオニズム会議120周年の重要性を語る

【ブリュッセル】 ECIは夏休み期間を終え、再び欧州議会に戻り、欧州議員と会合し、ブリュッセルで行われた第1回シオニズム会議120周年の今日におけるシオニズムの意義について、トークショーを収録した。その内容はこちらからご覧いただける。

【今後の予定】
2017年3月23~25日
ECI 欧州祈りのサミット
場所:ブリュッセル
「イスラエル70周年、ECI 15周年」

For more information: www.ec4i.org - Follow us on Facebook and Twitter.

2017年8月31日木曜日

第1回シオニスト会議120周年記念を祝う


ECI、バーゼルで第1回シオニスト会議120周年記念を祝う。
ヘルツルの夢は今も生きている。

【バーゼル 2017年8月31日】 8月31日木曜夜、第1回シオニスト会議120周年記念が、ECIと文化外交フォーラム主催で、テオドール・ヘルツルが1897年に滞在したとされる、歴史的ホテル、スイス・バーゼルにあるホテル・レ・トロワ・ロワで祝賀晩餐会が開催された。

スイス在住イスラエル大使のヤコブ氏は、このユダヤの歴史的な出来事をクリスチャンのグループが、まさに第1回シオニスト会議が開催された地で祝う事柄に感謝の意を表した。このイスラエルの記念すべきイベントはバーゼルで2週間前から祝われた。

バーゼル在住のユダヤ人コミュニテー総長であるガイ氏は、第1回シオニスト会議が1897年の時に、なぜこの地が選ばれたのかについてその理由を説明した。

「ドイツのミュンヘンやスイスのチューリッヒではあまりにも危険であったが、バーゼルの一般人口から考えるならユダヤ人には好ましく見えたからだ。」

基調演説でグレゴリー博士は、ヘルツルの夢は1948年イスラエル国家が建設されたことによって実現したかもしれない。しかし、ヘルツルのビジョンはまだ完成されていはいないことを指摘した。

博士は第1回シオニスト会議から使われた「シオニスト」(無限の理想)の言葉を用いて演説を続けた。「シオニズムとはたとえユダヤ人が祖国にイスラエルの地に戻ったとしてもその理想は尽きることがない。」とヘルツルは述べている。

博士は西側の世界観は、主にエルサレムとアテネであることを説明し、世界観のルーツがギリシャであることは言うまでもないが、ユダヤにもあることを語った。

プロイセンのフリードリヒ・ヴィルヘルム王子(歴史家)の祖々父にあたる最後のドイツ帝国皇帝ヴィルヘルム2世がユダヤ人擁護に失敗したことを語った。「もしヴィルヘルム2世がヘルツルが提唱したイスラエルにユダヤ人国家建設を擁護することに同意していたのであれば、歴史は違う展開が用意されていたことでしょう。」

祝賀会の主催者、トマス・サンデルECI創始者は、ユダヤの歴史的重要な日を記念することは、ユダヤ人国家がさらに創設される道を切り開かれるためにも重要であることを指摘した。

「1897年8月31日は、第1回シオニスト会議が幕を閉じた日だった。しかし、そのような時期に、ユネスコ決議によって、イスラエルの地にあるユダヤの歴史は否定されたのだ。欧州にいる多くのユダヤ人は自らのアイデンティティを消さなければならない。だからこそ、このヨーロッパでユダヤの歴史を記念する重要性を学ぶ必要があるのだ。」


2017年5月19日金曜日

ロンドンでイスラエル映画テレビ祭に参加


ECI、ロンドンで開催されたイスラエル映画テレビ祭に参加。
ヨーロッパとイスラエルの文化交流をプロモート

【ロンドン 2017年5月19日】 ECIは5月19日、ロンドンにあるオデオン映画スイス大学で「ハーモニア」と題するイスラエル映画特別上映会を開催した。上映会は現在イスラエルの新しい映画を世界中に配信しているロンドンで経営されているイスラエルの映画テレビ祭の一部である。

「なぜECIがイスラエル映画祭に関わるようになったのかには2つの側面がある。」とトマス・サンデルECIディレクターは語る。

「欧州の教育文化社会の一部はイスラエルをボイコットしたいと望んでいるが、我々はむしろイスラエルの生活文化をプロモートしたいと希望している。」

「ユダヤの聖書を始めとして、イスラエルの優れた文学の影響がなければ、今日のヨーロッパはどこにあるのだろう。イスラエルの文化を積極的に宣伝し、祝うことは、BDS(ボイコット、負の投資、制裁)や他の形態の反ユダヤ主義の可能性のある対抗手段でもあると言えよう。」

「ロンドンのイスラエル映画テレビ祭を主催することにより、EU離脱にかかわらず、ECIの重要な役割を果たす国であることをECIが表明したことになる。 英国はEUを離脱することになるかもしれないが、ストラスブールにある欧州評議会(欧州評議会)に47議席を持ち、積極的に活動している。これに加えて、英国は現在、国連でイスラエルに有利な姿勢と政策の新しい体形に重要な役割を果たしている。」と述べた。

ECIは昨年ロンドンで第1回全国会議を開いたが、次期会議も年内に開催する予定である。

19日に開催されたイスラエル映画祭の関心は期待以上に高く、早い段階で売れ切れた。映画「ハーモニア」は現代のイスラエルの雰囲気の中でサラとハガルの聖書の話をしており、招待された聴衆から好評を得た。

映画祭は、トマス・サンデルと地元主催者、ECIヤング・アダルト・リーダー、キャロライン・ギラルド、エレナ・ゼリバブコワによるECIの活動のレセプションと簡単なプレゼンテーションから始まった。 地元のユダヤ人コミュニティリーダーで、15年以上にわたり英国のキリスト教社会に成功を収めてきた、エライアス・ファタル(Elias Fattal)が共催した。

2017年4月12日水曜日

2017年4月 月刊報告


ECI年次総会、敵対するEU環境下でエルサレムに強固な防衛を提示

【ブリュッセル】 3月30日(木)、ブリュッセルの欧州議会で年次総会が行われ、ECIはエルサレムのために強固な防衛を提示した。今年の年次総会のテーマは、「ヨーロッパは聖なる都エルサレムに平和維持をもたらすのか、それとも平和を台無しにするのか」であった。

EUの政策は、パレスチナ国家を旧エルサレムに首都を樹立するエルサレム分割案を支持してきたが、ECIは断固としてそのような政策に反対してきた。

欧州対外的アクション中東部門(EEAS)のラウル部長に宛てた公開書簡の中で、ECIは分割されたエルサレムではなく統合されたエルサレムこそが聖なる都の平和を保ち、すべての宗教が自由に礼拝することを保障することを説明してきた。エルサレム広報センターのゴールド博士は基調演説の中で聴衆に、「EUは2つの立場の中から1つを選ばなければならないであろう。一つは聖なる地を守るという立場、もう一つは、聖なる地を破壊しようとするものだ。」と語った。

博士は演説の中で、イスラム過激派が関わってきた事件、また今まで関わったジハードについて最近の具体例を明らかにした。「2001年、タリバンはアフガニスタンにある2000年の歴史がある仏像を爆破し、2004年には、パレスチナ軍はベツレヘムにある降誕教会を占領し神聖を汚した。その後、EUの介入によって、テロリストたちは欧州やガザに亡命した。」

年次総会の政治的ハイライトはイリナ・ボコヴァUNESCO事務局長が個人的立場でエルサレムの微妙な問題について語った内容である。「ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の伝統を否定し、隠したり、消したりすることは、エルサレムの統合性を損なうものであり、ユネスコの世界遺産リストにその碑文を正当化する理由に反している。」

UNESCO事務局長からのメッセージは、国際的な報道機関に広く流通した。実際的には事務局長はこの政策会議には出席できなかったが、ジェニックUNESCO次官がボコヴァ事務局長の代理で声明を伝えた。

ボコヴァUNESCO事務局長は、ECIがエルサレムに関する歴史的真実を守るために果たした建設的な役割に対して、心からの感謝を個人的メッセージとして伝えた。政策会議の詳しい内容はこちらからお読み頂けます。

ECIの公開書簡、エルサレム市長の支持を得る

【エルサレム】 統合エルサレムについてのECIの公開書簡は、最初、3月30日に行われた欧州議会の年次政策会議で提出されたが、エルサレム市長ニール・バラカット氏の全面的な支持を得た。

会議の2週間前、市長はECI創設責任者トマス・サンデールをエルサレムのオフィスに招き、何年にもわたり統合エルサレムを支持するECIの働きに対して感謝の意を表明した。

年次会議に参加することはできない中、市長は公式のビデオメッセージを送り、それは会議で放映された。この公開書簡は、エルサレム再統合50周年記念に先立って、政治的、霊的指導者の方々に読まれることになる。そして公式にエルサレム市長に提出されることになる。

すでに2011年にECIは6万を超える手書きの署名を集めたが、その中の多くの著名な政治家が統合エルサレムを支持、当時はPLOが国連で一方的な国家樹立宣言をする脅威があった。

これからの数カ月、統合エルサレムのための様々な取り組みがあるが、反イスラエルグループが大規模なデモと「占領の50年間」に対する抗議を計画している。ダブリンでは、「占領」に抗議して、5月15日から一カ月の間、市役所にパレスチナの国旗が掲げられる。

ECIのメンバー組織、イスラエル大統領に招かれる

【エルサレム】 オランダに拠点を置く「イスラエルのためのクリスチャン・インターナショナル」は、3月中旬、エルサレムで開催されていた彼らの年次会議の間、イスラエルの大統領レウベン・リブリン氏に暖かく迎えられた。

大統領の官邸で行われた会談で、1809年以来、大統領の家族がどのようにエルサレムで生きてきたかについて再度語った。これはユダヤ人はエルサレムにおいて歴史を持っていないという主張を否定するものである。

短い所見の中で、大統領は、将来、メシアがエルサレムに戻ってくることを信じていると述べた。大統領は、ユダヤ人がイスラエルに帰還することを支援し、統一エルサレムを支持する「イスラエルのためのクリスチャン・インターナショナル」の働きに感謝を述べた。

このカンファランスで、マイケル・オレン外交副次官がイスラエル政府を代表して語った。オレン博士は、ユダヤ人国家誕生におけるヨーロッパとアメリカでのクリスチャンの中心的な役割について聴衆に思い起こさせた。

イスラエルのためのクリスチャン・インターナショナルは、イスラエルのためのヨーロッパ連合が設立したものの一つである。Willem Glashouwer学長は、最初のECI議長に選出され、今日イスラエルのためのクリスチャン・インターナショナルの事務局長である。アンドリュー・タッカーはECIの法律顧問として働いている。


ECI創設ディレクター、ノルウェーの選挙に先立つオスロシンポジウムにてスピーチ

【オスロ】 ECI創設ディレクターのトマス・サンデルはノルウェーでの議員選挙の数カ月前に行われたオスロ・シンポジウムにおいて基調演説者の一人であった。オスロ・シンポジウムにおいては、ノルウェーの各主要政治家たちの次期選挙における基本政策を聞こうとクリスチャンの有権者たちが集まるとともに、慣例により、ノルウェーでのクリスチャン投票で主要な問題となっているイスラエルのその講師団たちも含まれていた。

サンデルは、ノルウェー駐在のイスラエル大使ラファエル・シュッツ氏、モサブ・ハッサン・ユセフ氏(別名:ハマスの息子)、国際キリスト教大使館エルサレム(ICEJ)会長のユルゲン・ブリュラー氏とともにその講師団に加えられる光栄に預かった。

彼らは皆、混乱の激しい地域の唯一の安定した民主主義であり、ノルウェー政府の全面支持を受けるに値する国家としてのイスラエルに対する問題を提示した。中央右派連合が政権を取った前回の選挙以来、ノルウェーはそれ以前の反イスラエル政策を拒否し、イスラエルの真の支持国となっている。

しかしながら、ノルウェーの市民社会は依然としてBDS運動の最強要塞の一つであると考えられており、9月に政府が変更されれば、これはイスラエルの治安に新たな脅威をもたらす可能性がある。ECIは興味深く、また多くの者が集った会議の主催者であるKristenfolket、Norge I Dag、ICEJ Norwayに感謝申し上げたい。

2017年2月10日金曜日

2017年2月 月刊報告


欧州議会、新議長にタヤーニ元欧州委副委員長を選出

【ブリュッセル】 欧州議会は、新議長に、元欧州委員会副委員長のアントニオ・タヤーニ氏を選出した。タヤーニ氏は長年イスラエルの友であり、中東で迫害されているキリスト教徒の擁護者でもある。ECIは折ある度にタヤーニ氏と会い、直近では議長に選出される1週間前にECI支持のために会合した。昨年においては、氏は、欧州の急増する反ユダヤ主義の中、ECIが提唱したユダヤ人コミュニティ団結を表明するために「キッパをかぶる」運動を快く受け入れてくれた。タヤーニ氏の任期は2年半である。

ECI、欧州議会と国連で行われた「ホロコースト記念式典」に出席

【ブリュッセル/ニューヨーク】 ECIは、欧州議会と国連で行われた「ホロコースト記念日」の式典に出席した。今年は、新議長のタヤーニ氏が欧州議会で、国連ではアントニオ・グテーレス新事務総長が主催者であった。

欧州議会では、ECIからトマス・サンデルとルツ・イサックが出席し、タヤーニ氏は、反ユダヤ主義と戦うために、ユダヤ教とキリスト教の共通の価値の重要性を強調する必要性について語った。ニューヨークでは、ECIからグレゴリーとルドルフが出席し、グテーレス国連事務総長は、ユダヤ人を排除する社会の損失について語った。1500年代、新興国が栄える一方で、ユダヤ人をオランダに排除した結果、事務総長の母国であるポルトガルは経済の下方スパイラルを経験したことについて述べた。

ヘルシンキでは、ECIのグル会長がアンドレアス教会で行われたホロコースト記念式典で、地元のユダヤ人コミュニティのリーダーであるアリエル氏と共に講演した。

欧州議会で行われる新カンファレンスに、ECI共同主催者



【ブリュッセル】 ECIは、来月行われるBDS(イスラエルのボイコット運動)と戦う新たなカンファランスで共同主催者となる。カンファランスはEIPA(欧州・イスラエル広報問題)とMEPのラーズ氏が主催し、多くの欧州各国からユダヤ人活動家らが集い、ECI代表者としてルツ・アイザックが協力し、クリスチャンの活動家らも動因される。このカンファランスと平行して、BDS運動の擁護者らが欧州議会でそれぞれのセミナーを持つ。ECIはセミナーを協力、共存しながらも、ボイコット運動の擁護を継続するよう促す。ECIカンファランスでは擁護者、ボイコット運動家らの両面からの話を聞く機会を持つ。しかしこのBDS運動で非難する声やジャーナリストは遠慮頂きたい。



ECI、アグロ―の集会とラトビアの教会の礼拝で講演




【リガ】 ECIは、個人として、教会として、ムーブメントとして、祈りと教育と助けを通して、イスラエルと共に立つことを願う団体である。

ムーブメントの一つとして世界中の何万人もの女性の霊的刷新とイスラエルのための祈りを動因する女性のためのグループ「アグロ―」がある。


先月1月最後の週、トマス・サンデルはラトビアの首都リガで行われた欧州年次コンベンションでの講演に招かれた。アグロ―のべドロス副議長と妻であるレベッカ氏も同席した。そのコンベンションで、アグロ―のリーダーらはイスラエルとECIと共に立つことを再確認した。


1月29日(日)に、トマス・サンデルは、ラトビアの首都リガにあるニュー・ジェネレーション教会に招かれ、話す機会を得た。教会は数週におよび、パリ中東和平会議のために熱心に祈り、どのように陰謀が阻止されたのかの報告をじかに聞くことができたことを喜んだ。ニュー・ジェネレーション教会はECIとのパートナーシップを強めることに熱心であり、教会の指導者らは、ブリュッセルで行われるECI政策会議に出席する意向である。


ご案内

3月30日 於:欧州議会 ECI年次政策会議
3月31日~4月2日 於:ブリュッセル ECI欧州祈りのサミット

3月の詳細はこちら

出席に限りがあるために、出席を希望される方は、お早めにご連絡ください。


2017年1月12日木曜日

2017年1月 月刊報告


来るべき中東和平のパリ国際会議はエビアン会議と同じ瞬間となるか。

数年にわたりECIはさまざまな会議で、あまり知られていない1938年7月に行われたエビアン会議(フランス)について語ってきた。その会議で、国際社会はナチス・ドイツから逃れることを希望したユダヤ人難民の受け入れに消極的だった。キリスト教社会が助けの手を伸べなかった悲しい史実を知る。

諸外国がユダヤ人を助けることに興味を示さないことが、ヒットラーがユダヤ人を抹殺するという計画を前進させることになった。後は歴史が物語る。

1月15日日曜日、フランス主導の中東和平国際会議が開催されるが、エビアンでの出来事のようになるのだろうか。70カ国が東エルサレム(ここには旧市街もある)、西岸地区にあるユダヤ人入植地はすべて違法であるとする、いわゆる二国間共存のパラメーターの合意のためにパリ会議に臨むのである。この時、クリスチャンらは何をすべきか。

ECIは2003年、諸国が祖国からユダヤ人を根絶し、国際社会でそれらを分離して悪化させようとしているときに、イスラエルの支援のためにクリスチャンが発言する機関として設立された。祈り、教育、支援を通じて、私たちは、社会のあらゆる領域、欧州のいたる地域と同様、国際都市にある権力の回廊に擁護の声を響き渡らせている。

2017年も我々と共にイスラエルのために立ちあがってくださることを感謝する。反イスラエルの動きは再びヒートアップしている。皆様の助けと祈り、活動と経済的支援が、再び来ようとしているエビアンでの出来事から守ることになる。ユダヤ人は決して見放されてはいないことを知るであろう。

詳細はここから。

国連、団結してイスラエルを非難

【ニューヨーク】 忙しいクリスマスの週、ニューヨークの国連安全保障理事会で、オバマ米大統領は安保理決議2334号、ヨルダン川西岸と東エルサレムでイスラエルが進める入植地建設を違法であるとする決議案に対して拒否権を行使しなかった。

それゆえに、ユダヤ国家に対してさらなるボイコットが悪化し、国際的な反イスラエルの動きを強化する論議となっている。

オバマ米大統領の8年間の任期中、米国が国連決議に拒否権を発動しなかったのはこれが初めてのことだ。決議が採択されたのは、クリスマスとハヌカの1日前、トランプ米大統領の就任前1カ月もない出来事だった。

ECIは数カ月間そのような動きを警告してきたが、1日前にエジプトがイスラエル非難の採択を撤回した時に解決したと思われた。

1月15日、パリで行われる中東和平の国際会議で、安保理決議2334号の基盤が確立される。それはイスラエル国家とパレスチナ国家の二国間共存のパラメーターとなる青写真が出来上がることを意味し、ヨルダン川西岸と東エルサレムでのイスラエル入植建設は違法とし、エルサレムの旧市街は新しいイスラム国家パレスチナの首都と宣言するものである。

ジョン・ケリー米国務長官による最後の演説では、現在のイスラエル政府に対する和平プロセスのすべての足りなさを非難し、「イスラエルは民主国家でもなければ、ユダヤ人国家にもなれない。」とした。彼の発言は明らかに国際法違反であり、パレスチナ委任統治とユダヤ人国家を謳った国連分割案に反する。

これは1975年、「シオニズムは人種主義および人種差別の一形態である」とした決議をほのめかす。その数週間後、国際社会は、外交の溝に向かって大きく後退した。そして、これが今日の反シオニストを攻撃する格好の材料となり、この地域での和平樹立の可能性を低くさせている。

1975年当時、キリスト教社会はイスラエルが国連に非難されている時、何も発言しなかった。しかし、今、パリ中東和平会議を前にして黙ってはいない。ECIは、国連安保理15カ国に宛てた書簡をご覧いただきたい。 ECIは、パリの中東和平会議の日に合同集会に参加し、ヨーロッパ各地で祈祷会を開催する。 ここで詳しい情報を読むことができる。

ECI、イスラエル支持で欧州議会を満員に

【ブリュッセル】 国際連合で国際社会がイスラエルに対して攻撃的になってきている一方、ECIは、欧州議会で今までになかったほどのイスラエル国家に対する支持を取りつけた。

12月の第一週、ECIは、ヨーロッパ・クリスチャン・ポリティカル・ムーブメントと共に、EUとイスラエルの協力についてのカンファランスを共催、ユダヤ人国家を支持することを表明した。欧州議会内で行われた親イスラエルカンファランスの中でも最大級規模の一つで、ECIの活動家たちはイスラエルを支持することを表すために集まった。

ECIのディレクター、トマス・サンデールは、故エリ・ヴィーゼルの言葉、「反ユダヤ主義からユダヤ人を守るのはユダヤ人しかいないのか、他はどこにいるのか」と2004年に尋ねた言葉を聴衆に思い起こさせた。「12年経ち、我々はこの質問に、「見てください、我々はここにいる。」と答えたい。」とサンデールは語った。

イスラエル国会クネセットのヒリック・バル副議長はカンファランスの行われているホールを見回して、「我々イスラエルはヨーロッパに一人の友人もいないと言うが、見渡すと熱心なイスラエルの友人たちで会場は溢れている。皆さんのご支援を感謝します。」と語った。

欧州議会でのカンファランスに新たなるイスラエルの友人たちを動員するため尽力した、我々のブリュッセルでのコーディネーター、ルース・アイザックには大変感謝している。

次回の定例カンファランスは2017年3月30日(木)にブリュッセルで開催される。詳細はおってお送りする。すでに決まっている1月23日(月)にECIが共同運営するBDS(イスラエル産製品の不買、投資の撤収、経済制裁)運動に反対する新しいカンファランスに参加が可能。詳細はこちらをご覧ください。

写真:12月のカンファランスでの演者たち。欧州議会議員たちとイスラエルの国会クネセットの副議長(右から三番目)。

アフリカ代表団、1975年の国連決議案について謝罪

【ブリュッセル】 前例を見ない動きの中、安保理決議3379号廃止の25周年記念の時、アフリカからの政府代表団は、ECI首脳に会い、「シオニズムは人種主義および人種差別の一形態である」とした1975年の決議の際、彼らの国が主導的役割を果たしたことに遺憾の意を表明するために、はるばるブリュッセルにやってた。

そしてどのようにしたら彼らの政府がそのダメージを修復できるかの助言を求めた。この訪問は、国際社会が全体としてはイスラエルに敵対するようになる一方で、同時に法的にも歴史的にもイスラエルがユダヤ人の国家であることを認識してイスラエルに寄り添うことを求める国々が個別には多くあることを例証するものだ。

最近、新たに就任した英国のテレサ・メイ首相は、アメリカのケリー国務長官の反イスラエルの一方的な発言を非難したばかりか(安保理決議2334号がまだ可決されていない投票中の時)、オーストラリアのマルコム・ターンブル首相は、もしオーストラリアが国連安保理の一員であるなら、この安保理決議には反対すると断言した。これらは、イスラエルを支持することが正しいとする、強力かつ合法的な論拠を持っている限り、イスラエルの側に立つことを望む国々があることのほんの一例にすぎない。

これこそECIの働きのゴールの一つでもある。心を開き、ユダヤ人が先祖代々の祖国に対する権利を持つことを支持することを願うこれらの政府や決定機構に力を与え助けることだ。言うまでもないが、この働きはこれまでになく重要になってきている。皆さんの祈りと活動、そして経済的ご支援により、この働きが可能になっていることに感謝の意を表したい。


2017年会議のご案内

1月15日 パリ中東和平会議 ECI個別のイスラエル支持の集会を組織
1月23日 ブリュッセル欧州議会 イスラエル産品ボイコットに対する会議
3月30日 欧州議会 ECI年次政策会議
3月31日~4月2日 於:ブリュッセル ECI欧州祈りのサミット

3月の詳細は後ほど。