2017年2月10日金曜日

2017年2月 月刊報告


欧州議会、新議長にタヤーニ元欧州委副委員長を選出

【ブリュッセル】 欧州議会は、新議長に、元欧州委員会副委員長のアントニオ・タヤーニ氏を選出した。タヤーニ氏は長年イスラエルの友であり、中東で迫害されているキリスト教徒の擁護者でもある。ECIは折ある度にタヤーニ氏と会い、直近では議長に選出される1週間前にECI支持のために会合した。昨年においては、氏は、欧州の急増する反ユダヤ主義の中、ECIが提唱したユダヤ人コミュニティ団結を表明するために「キッパをかぶる」運動を快く受け入れてくれた。タヤーニ氏の任期は2年半である。

ECI、欧州議会と国連で行われた「ホロコースト記念式典」に出席

【ブリュッセル/ニューヨーク】 ECIは、欧州議会と国連で行われた「ホロコースト記念日」の式典に出席した。今年は、新議長のタヤーニ氏が欧州議会で、国連ではアントニオ・グテーレス新事務総長が主催者であった。

欧州議会では、ECIからトマス・サンデルとルツ・イサックが出席し、タヤーニ氏は、反ユダヤ主義と戦うために、ユダヤ教とキリスト教の共通の価値の重要性を強調する必要性について語った。ニューヨークでは、ECIからグレゴリーとルドルフが出席し、グテーレス国連事務総長は、ユダヤ人を排除する社会の損失について語った。1500年代、新興国が栄える一方で、ユダヤ人をオランダに排除した結果、事務総長の母国であるポルトガルは経済の下方スパイラルを経験したことについて述べた。

ヘルシンキでは、ECIのグル会長がアンドレアス教会で行われたホロコースト記念式典で、地元のユダヤ人コミュニティのリーダーであるアリエル氏と共に講演した。

欧州議会で行われる新カンファレンスに、ECI共同主催者



【ブリュッセル】 ECIは、来月行われるBDS(イスラエルのボイコット運動)と戦う新たなカンファランスで共同主催者となる。カンファランスはEIPA(欧州・イスラエル広報問題)とMEPのラーズ氏が主催し、多くの欧州各国からユダヤ人活動家らが集い、ECI代表者としてルツ・アイザックが協力し、クリスチャンの活動家らも動因される。このカンファランスと平行して、BDS運動の擁護者らが欧州議会でそれぞれのセミナーを持つ。ECIはセミナーを協力、共存しながらも、ボイコット運動の擁護を継続するよう促す。ECIカンファランスでは擁護者、ボイコット運動家らの両面からの話を聞く機会を持つ。しかしこのBDS運動で非難する声やジャーナリストは遠慮頂きたい。



ECI、アグロ―の集会とラトビアの教会の礼拝で講演




【リガ】 ECIは、個人として、教会として、ムーブメントとして、祈りと教育と助けを通して、イスラエルと共に立つことを願う団体である。

ムーブメントの一つとして世界中の何万人もの女性の霊的刷新とイスラエルのための祈りを動因する女性のためのグループ「アグロ―」がある。


先月1月最後の週、トマス・サンデルはラトビアの首都リガで行われた欧州年次コンベンションでの講演に招かれた。アグロ―のべドロス副議長と妻であるレベッカ氏も同席した。そのコンベンションで、アグロ―のリーダーらはイスラエルとECIと共に立つことを再確認した。


1月29日(日)に、トマス・サンデルは、ラトビアの首都リガにあるニュー・ジェネレーション教会に招かれ、話す機会を得た。教会は数週におよび、パリ中東和平会議のために熱心に祈り、どのように陰謀が阻止されたのかの報告をじかに聞くことができたことを喜んだ。ニュー・ジェネレーション教会はECIとのパートナーシップを強めることに熱心であり、教会の指導者らは、ブリュッセルで行われるECI政策会議に出席する意向である。


ご案内

3月30日 於:欧州議会 ECI年次政策会議
3月31日~4月2日 於:ブリュッセル ECI欧州祈りのサミット

3月の詳細はこちら

出席に限りがあるために、出席を希望される方は、お早めにご連絡ください。